アニメ
PR

ダークヒーロー4人の闇を比較|グリフィス・エレン・夜神月・藍染惣右介は何が違う?

hibikinokami
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

清く正しい正義の味方だけでは、なんだか物足りない。

そんな人に刺さるのが、ダークヒーローです。

ただ、ダークヒーローといっても、全員が同じように闇へ落ちていくわけではありません。

復讐のために壊れていく。

自由を求めて世界を壊す。

正義を掲げながら、いつの間にか自分自身が裁く側になる。

そして、人間そのものを超えようとする。

今回取り上げるのは、

グリフィス(『ベルセルク』)

エレン・イェーガー(『進撃の巨人』)

夜神月(やがみ らいと/『DEATH NOTE』)

藍染惣右介(あいぜん そうすけ/『BLEACH』)

の4人です。

この4人を選んだ理由は、単純に「悪くなったキャラクター」だからではありません。

最初はヒーロー的な魅力を持っていた人物が、それぞれまったく違う理由で闇へ進んでいく。

そこが面白いんです。

グリフィス=夢

エレン=自由

夜神月=正義

藍染惣右介=超越

同じ「闇」でも、出発点がこれだけ違う。

この記事では順位をつけるのではなく、「4人の闇は、どこが違うのか」を中心に、それぞれの魅力と怖さを掘っていきます。

このブログで分かる事
  • グリフィス・エレン・夜神月・藍染惣右介の違い
  • それぞれが何を求めて闇へ進んだのか
  • 4人の「闇落ち」が決定的になったポイント
  • 最初はヒーロー的だった4人が、なぜ怖い存在になったのか
  • グリフィス=夢、エレン=自由、月=正義、藍染=超越という違い
  • 4人の中で「人間らしさ」と「人間離れ」がどう違うのか

目次

4人を先に並べると、闇の方向が全然違う

まずは、ざっくり見てみます。

キャラクター求めたもの闇の方向一番怖いところ
グリフィス夢目的のために仲間を犠牲にする渇望
エレン自由自由のために世界を破壊する覚悟
夜神月正義正義を自分の支配に変える自己正当化
藍染惣右介超越人間そのものを超えようとする孤独と理解不能さ

ここで面白いのは、4人とも最初から「ただの悪人」ではないこと。

むしろ最初は、

「こいつ、カッコいいな」

と思える要素を持っています。

だからこそ、後半で闇が深くなったときの衝撃が大きい。


① グリフィス|夢のためなら、仲間さえも捨てられる


グリフィスを初めて見たとき、僕は正直、

「ガッツの良き相棒になるんだろうな」

くらいに思っていました。

頭が切れる。

カリスマがある。

美しい。

部下からも慕われている。

自分の夢を語り、その夢に向かって迷いなく進んでいく。

最初のグリフィスには、かなり強いヒーロー的な魅力があります。

だからこそ、蝕(しょく)以後の印象がものすごく残る。


グリフィスの闇は「夢」から始まっている

グリフィスが欲しかったのは、

自分の国を持つこと。

そのためなら努力する。

戦う。

仲間を集める。

どれだけ危険でも前へ進む。

ここまでは、むしろ応援したくなる人物です。

ところが、物語が進むにつれて見えてくるのが、

「夢を叶えるためなら、何を犠牲にできるのか」

という部分。

そして、その答えがあまりにも重い。


「生まれてしまったから仕方なく生きる」が耐えられない

グリフィスを考えるうえで、僕が特に印象に残っているのが、

「生まれてしまったから仕方なくただ生きる。そんな生き方、俺には耐えられない」

という考え方です。

ここが怖い。

なぜなら、気持ちが少しだけ分かってしまうから。

「せっかく生きるなら、自分のやりたいことを成し遂げたい」

この気持ち自体は、別に悪いことではありません。

夢を追う。

努力する。

自分の人生を選ぶ。

普通なら、むしろ前向きな考え方です。

でもグリフィスは、

その先にあるものまで捨ててしまう。

仲間。

友情。

信頼。

そして、人間としての自分。

夢を叶えるという目的が強すぎて、他のすべてが手段になってしまう。


一番怖いのは「人間の渇望」を見せられること

僕がグリフィスを怖いと思うのは、単純に残酷だからではありません。

「何かを手に入れたい」という欲望そのものを、極端なところまで見せられるからです。

普通なら、

「ここまではできない」

という線があります。

でもグリフィスは、その線を越える。

しかも、ただ怒り狂った結果ではない。

夢のために選ぶ。

そこが恐ろしい。

そして、その怖さと同時に、

「そこまでしてでも夢を叶えたい人間がいる」

ということにも気づかされます。

だから嫌いになりきれない。

むしろ、

「分かってしまう部分が少しあるから余計に怖い」

というキャラクターなんですよね。


② エレン・イェーガー|「自由」を求めた少年が、世界を壊す側になる


エレンは、4人の中でもかなり分かりやすく始まります。

「駆逐してやる」

この強烈な意志。

母を奪われた。

自由を奪われた。

だから巨人を倒す。

最初のエレンには、典型的な少年漫画の主人公らしさがあります。

怒る。

戦う。

仲間を守る。

前へ進む。

だからこそ後半が怖い。


エレンの闇は「自由」から始まる

エレンが最後まで求めていたものは、

自由。

ここは最初から変わっていません。

でも、世界の真実を知ったことで、

「自由になるにはどうすればいい?」

という問いそのものが変わっていく。

敵は巨人だけではなかった。

壁の外には世界がある。

そして、その世界には長い歴史と憎しみがある。


「そこまでやるのか」と思わせる地ならし

そして、地ならし。

ここで僕が思ったのが、

「そこまでやるのか」

でした。

自由を求める。

仲間を守る。

自分たちの未来を確保する。

それ自体は理解できる。

でも、その先にある犠牲が大きすぎる。

だからエレンを単純に「悪」と呼ぶだけでは、僕には少し違うように感じます。

僕がエレンを見ていて感じたのは、

「エレンは悪を選んだというより、一人の自由を選ばなかった」

ということです。

自分一人の自由。

仲間の自由。

故郷の自由。

世界全体の自由。

その中で、何を捨てるのか。

エレンは、その選択をしてしまった。

だからこそ、ただの悪役より苦しい。


最後にエレンとミカサが対峙する場面は必見

エレンについて、僕が特に必見だと思うのが、

エレンとミカサが最後に対峙するシーン。

ここまで積み重なってきた、

自由。

仲間。

家族。

選択。

全部が一つの場面に集まってきます。

「自由を求めた先に、何が残ったのか」

これを考えさせられる場面です。

ただ無双する主人公の最後ではありません。

自分の選択の先に立たされる主人公なんですよね。


③ 夜神月|正義のために始めたのに、最後には「自分が正義」になる


夜神月は、4人の中では一番、

「もし自分だったら?」

と考えさせられるキャラクターだと思っています。

最初の月は、ただの優等生。

頭がいい。

成績もいい。

見た目もいい。

特に「悪のカリスマ」といった雰囲気ではありません。

そんな少年がデスノートを手に入れる。

そして、

「犯罪者を裁けば、世界は良くなる」

と考える。

短絡的です。

かなり危険です。

でも、

「もし本当に犯罪者を名前を書くだけで消せるノートがあったら?」

と考えてしまう。

ここが月の怖さです。


最初の月には、まだ「正義」がある

もちろん、やっていることは普通ではありません。

でも初期の月には、

犯罪者を裁く

という線引きがあります。

自分は正しいことをしている。

その思想がある。

だからこそ、最初は「悪を倒す主人公」に見える。

これが少しずつ変わります。


Lへの対抗心が、月を変えていく

月が大きく変わっていくきっかけのひとつが、

Lへの対抗心。

ただ犯罪者を裁きたいだけなら、ここまで戦いに執着する必要はありません。

でも月は、

「負けたくない」

「正体を知られたくない」

「自分のほうが上だ」

という感情を強くしていく。

そして、ついには、

「新世界の神になる」

というところまで行く。

ここで、

正義を実行する人

から、

自分の価値観を世界に押しつける人

へ変わってしまう。


月の一番怖いところは「自分は正しい」と思えてしまうこと

月は、

「俺は悪になるぞ」

と思って闇へ行ったわけではありません。

最後まで、

自分が正しいと思っている。

ここが怖い。

人間って、

「自分は正しい」

と思ってしまうと、かなり遠くまで行けてしまう。

それは月だけの話じゃない。

現実でも、

「自分のほうが正しい」

と思った瞬間に、人は相手の事情を見なくなる。

月は、それを極限まで突き詰めたキャラクターに見えます。

だから、4人の中ではかなり人間臭い。


④ 藍染惣右介|人間をやめたのではなく、最初から「人間とは違うもの」を見ていた


そして4人目。

藍染惣右介。

この人は、他の3人とかなり違います。

最初に見た印象は、

柔和で、ぱっとしない人。

まさか、と思いますよね。

ところが正体を明かした瞬間、

「そうきたかー!」

となる。

僕はここがかなり印象に残っています。


藍染の闇は「孤独」から始まっている

グリフィスには夢がある。

エレンには自由がある。

月には正義がある。

では藍染は?

僕が感じたのは、

「孤独」

です。

藍染は、生まれながらに孤独だった。

そして、その孤独から、

「自分以外の人間には見えていないものがある」

という思考へ進んでいく。

ここが他の3人と違います。


藍染が怖いのは、何を考えているのか分からないこと

グリフィスなら、

「夢のため」

という目的が見える。

エレンなら、

「自由のため」

という思いが分かる。

月なら、

「正義のため」

という出発点が分かる。

でも藍染は、

「この人、本当は何を見ているんだ?」

となる。

どんな世界を作ろうとしているのか。

その先に何があるのか。

もし本当に藍染の思う世界へ変わっていたら、

一体どうなっていたんだろう?

ここが怖いんです。


「絶対的な力を持つ人間」が生まれたら、どうなる?

僕が藍染を見ていて感じた怖さは、

「もし人間が絶対的な力を持ってしまったら、こうなるのかもしれない」

というものです。

誰にも止められない。

誰にも理解されない。

誰よりも強い。

しかも、その人間が世界そのものに疑問を持っていたら?

普通なら、

「そんなこと無理だろ」

で終わります。

でも藍染は、

「無理だから諦める」という発想がない。

そこが怖い。


月やグリフィスとの違いは「人の心の希薄さ」

月には、人間らしい欲があります。

認められたい。

勝ちたい。

自分が正しいと証明したい。

グリフィスにも、仲間との関係や夢があります。

だからこそ、その感情が反転したときに怖い。

でも藍染は、

もともと違う場所を見ている。

そんな印象があります。

人間の感情を持っていないわけではない。

でも、

人間という存在そのものを、一段下から見ているように感じる。

これが、他の3人とは違うところです。


BLEACHならではの「中二心」も藍染の魅力

そして、これは外せません。

『BLEACH』は名言が多い。

その中でも藍染惣右介は、かなり中二心を刺激してきます。

理屈。

余裕。

圧倒的な力。

そして、

「お前らとは見えている世界が違う」

という雰囲気。

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)が卍解している場面での、

「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」

という言葉。

もう、こういうの好きなんですよ。

冷静に考えれば、とんでもなく煽っている。

でも、それを余裕のある態度で言うからカッコいい。

こういうところが、『BLEACH』の中二心をくすぐるんですよね。


4人の「闇落ち」は、同じじゃない

ここまで見ると、4人がなぜ違って見えるのか分かってきます。

グリフィス

「夢を叶えるためなら、どこまで捨てられる?」

エレン

「自由のためなら、どこまで壊せる?」

夜神月

「正義を信じるなら、どこまで許される?」

藍染惣右介

「人間を超えた力を持ったら、何を目指す?」

これ、全部違う問いなんですよね。


4人を「何を求めたのか」で見ると面白い


キャラクター出発点最終的な闇
グリフィス夢を叶えたい夢のためなら仲間も犠牲にする
エレン自由になりたい自由のために世界規模の犠牲を選ぶ
夜神月犯罪をなくしたい自分自身を裁きの基準にする
藍染惣右介人間の限界を超えたい世界そのものを見下ろす側へ進む

この表だけ見ると、なんとなく似ています。

でも、物語を知ると全然違う。

だから面白い。


最初は「ヒーローだった」からこそ、闇が怖い

この4人について僕が一番面白いと思うのは、

最初から悪だったわけじゃない

ことです。

グリフィスには人を惹きつけるカリスマがあった。

エレンには自由を求める真っ直ぐさがあった。

月には「犯罪者をなくしたい」という正義があった。

藍染には、少なくとも表向きは穏やかで信頼される人物像があった。

つまり、

最初は「こっち側」に見える。

だから、後から見ると、

「最初からこういう人間だったのか?」

と考えてしまう。

でも、たぶんそれだけじゃない。

その人が元々持っていたものが、

極端になった。

そう考えると、4人の闇はさらに怖くなります。


僕がこの4人を面白いと思う理由

この4人を単純に「悪いキャラクター」として見ると、ちょっともったいない。

グリフィスを見ると、

人間の渇望

が見える。

エレンを見ると、

自由の代償

が見える。

月を見ると、

正義が自己正当化へ変わる怖さ

が見える。

藍染を見ると、

絶対的な力を持った存在の孤独

が見える。

だから、4人とも違う角度から人間を描いている。

僕はそこが好きです。


じゃあ、あなたが惹かれる「闇」はどれ?

ここで順位はつけません。

むしろ、

自分がどのタイプに惹かれるのか

で見てほしい。

夢に惹かれるなら、グリフィス

何かを成し遂げるためなら、何を捨てるのか。

「夢を追うこと」が美談だけでは終わらなくなるキャラクターです。

自由に惹かれるなら、エレン

自由は本当に自由なのか。

誰かの自由を奪ってでも、自分の自由を選ぶのか。

かなり重い問いを突きつけてきます。

正義に惹かれるなら、夜神月

正しいことをしていると思えば、どこまで許されるのか。

「自分ならどうする?」

と考えてしまう怖さがあります。

超越に惹かれるなら、藍染惣右介

人間の枠から外れてしまった存在。

「その人から世界はどう見えているんだろう?」

という怖さがあります。


4人の闇は、どこが違うのか

結局、この4人は同じ「ダークヒーロー」という言葉でまとめるには、かなり違います。

グリフィスは、

夢のために人間性を切り捨てた男。

エレンは、

自由を求めるあまり、その自由が他者の犠牲と結びついてしまった男。

夜神月は、

正義を掲げたまま、自分自身を神へ変えていった男。

藍染惣右介は、

人間そのものを超えようとし、誰にも理解されない場所へ進んだ男。

だから面白い。

「どれが一番悪いか」ではなく、

「なぜ、この人はここまで行ってしまったのか」

を見る。

そうすると、4人の魅力は単純な強さやカリスマだけではなくなります。

夢。

自由。

正義。

超越。

どれも最初は、そんなに悪い言葉じゃありません。

むしろ誰もが一度くらい考えるものです。

だからこそ、

その先にある闇まで見せられると怖い。

そして、ほんの少しだけ、

「その気持ち、分かるかもしれない」

と思ってしまう。

僕がこの4人を面白いと思うのは、たぶんそこです。

光から始まったものが、いつの間にか闇になっている。

その境界線が、はっきりしていない。

だから何度見ても、

「もし自分が同じ立場だったら?」

と考えてしまいます。

それが、ダークヒーローを見る面白さなんだと思います。

あなたに合う動画サービス診断

4つの質問で、ぴったりのサービスが分かります



ABOUT ME
Hibiki
Hibiki
はじめまして、ひびきです。 PC・ガジェット歴8年以上、配信活動6年、映画・ドラマ・アニメ1,000本以上。 実際に見て、使って、試して、失敗してきた経験をもとに、忙しい社会人が限られた時間でも趣味を楽しむための情報を発信しています。 映画・アニメ・ドラマの作品紹介、PC・ガジェットの実機レビュー、OBSや配信環境のノウハウなど、「実際に使う人の目線」を大切にしています。 良かったことだけでなく、失敗やデメリットも正直に。 あなたの「次に観る1本」「買ってよかった1台」「快適な配信環境」を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。
記事URLをコピーしました