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2PC配信で高画質&安定を実現!OBS・キャプチャーボードを使いこなす最強ガイド

hibikinokami
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この記事では、ゲームPCと配信用PCを分けて行う「2PC配信」の魅力や準備物、接続手順、OBSの設定ポイント、そして音声トラブル対策までを総合的に解説します。

ゲームプレイを高画質・高フレームレートで楽しみながら、視聴者にも快適な配信を届けたい方は必見です!


2PC配信の特徴とメリット

ゲームへの負荷を軽減できる

1台のPCでゲーム+配信を同時に行うとCPUやGPUに大きな負荷がかかり、画質やフレームレートが落ちやすくなります。

2PC配信なら、ゲームPCはゲーム専用配信用PCは配信専用に分担するため、どちらも負荷が軽減されて快適なゲームプレイが可能になります。

高画質・高フレームレートを保ちやすい

OBSなどの配信ソフトによるエンコード処理は配信用PCが担当するため、ゲーム映像を最高設定に近い品質で維持できます。

配信の画質やフレームレートも落とさずに済むため、視聴者にとって見やすい配信になるのが魅力です。

eスポーツ大会でも採用される安定感

国内外の大規模なゲーム大会でも2PC配信が採用されており、高い信頼性と安定感が実証済みです。

競技志向の配信者や、美しく魅せたいストリーマーにとって理想的な方法と言えます。


2PC配信に必要な準備と機材

ゲーム用PCと配信用PCのスペック

  • ゲーム用PC: 最新ゲームが快適に動作するGPUと十分なCPU性能を用意
  • 配信用PC: CPUやメモリに余裕があるほど配信時のエンコード負荷に耐えられます
  • ノートPCでも構いませんが、低スペックすぎると配信がカクつく恐れがあるので注意してください

キャプチャーボードを選ぶポイント

  • ゲーム用PCの映像を配信用PCへ転送する必須アイテム
  • USB接続タイプ(例:Elgato HD60 X、AVerMedia Live Gamer など)なら設置がラク
項目HD60 X スペック
接続インターフェースUSB 3.0(5 Gbps)Type-C to PC
ビデオ入力HDMI 2.0(暗号化なし)
オーディオ入力3.5 mm TRS ステレオライン-イン
ビデオ-パススルー4K60 HDR10/1440p120/1080p240、VRR対応・遅延ゼロ
最大キャプチャ解像度4K30、1440p60、1080p60 HDR10、1080p30/1080i、720p60 ほか
HDRキャプチャ最大 1080p60 HDR10(Windows専用)
エンコード方式ソフトウェア(H.264/HEVC)—超低レイテンシ「Instant Gameview」
VRRサポートパススルー時に対応(Xbox Series X/S・PS5 等)
寸法112 × 72 × 18 mm
質量91 g
Windows 必要環境Windows 10 64-bit、Intel Core i5-6xxx/AMD Ryzen 7 以上、GTX 10xx GPU、4 GB RAM、USB 3.0
同梱物HD60 X 本体、USB-C→USB-A ケーブル(1.8 m)、HDMI 2.0 ケーブル(1.5 m)

画質やフレームレートを重視する場合は高性能モデルを選ぶと安心です。

項 目UGREEN HDMIキャプチャーボード スペック/特徴*
入出力ポートHDMI 入力 ×1(HDMI 1.4)/USB-C + USB-A複合出力(USB 3.0 5 Gbps)
最大入力解像度4K (3840 × 2160) @ 60 Hz〈4:2:0〉/4K @ 30 Hz〈4:4:4〉ほか下位互換
パススルー4K @ 60 Hz(HDR 非対応)—遅延を抑えて 4K 画面でプレーしながら同時配信・録画
最大録画解像度1080p @ 60 Hz(YUV2 または MJPEG)
キャプチャフォーマットYUV2、MJPEG ※UVC 1.0 準拠
音声端子3.5 mm ライン出力/3.5 mm マイク入力(実況・パーティチャット合成可)
本体サイズ・質量102 × 57 × 21 mm / 約 — g(公称値未記載)
付属ケーブルUSB-C ↔ USB-A+C ケーブル 52 cm/HDMI ケーブル 1.5 m
電源USB-C ポートから 5 V 給電(外部 AC 不要)
対応 OSWindows 8.1/10、macOS、Linux、Android、iOS 17/iPadOS 17 以降
対応ソフト例OBS Studio、XSplit、QuickTime Player、TikTok、YouTube、Facebook Live など
対応入力機器PC、PlayStation(HDCP OFF)、Xbox、Nintendo Switch、デジタルカメラ 等
動作温度0 ~ 45 °C (保管 −20 ~ 60 °C)
保証24 か月(通常使用範囲内)

画質にそこまでこだわらず配信したい場合は、こちらで十分でした。

OBS(Open Broadcaster Software)の導入

  • 高機能かつ無料の配信ソフト
  • プラグインやサポート情報が豊富で、初級者から上級者まで幅広く使用されています
  • 2PC配信ではゲームPC側配信用PC側ともにインストールしておくと効率的です

ゲームPCと配信用PCをつなぐ手順

HDMIケーブルとキャプチャーボードの接続

  1. ゲームPCのHDMI出力 → キャプチャーボードのHDMI入力

USBケーブルで配信用PCへ映像を送る

  1. キャプチャーボードをUSBケーブルで配信用PCに接続
  2. 配信用PCのOBSで「映像キャプチャデバイス」を追加し、キャプチャーボードを選択
  3. ゲーム映像が表示されているか、音声が取り込めているか「音声ミキサー」で確認

ディスプレイ設定は「表示画面を拡張する」

  1. ゲームPCのディスプレイ設定 → マルチディスプレイを「拡張」に設定
  2. 「複製」設定だと正常に動作しないことがあるので注意
  3. OBSで全画面プロジェクターをキャプチャーボードに送ることで、ゲーム映像と音声を配信用PCへ渡します

OBSの設定で押さえるべきポイント

ゲームPC側のOBS設定

  1. 「画面キャプチャ」を追加してゲーム映像をOBSに取り込み
  2. 全画面プロジェクターの出力先としてキャプチャーボードを選択
  3. 音声ミキサーの各設定で「モニターと出力」を選び、キャプチャーボードに音が送られるよう調整

配信用PC側のOBS設定

  1. 「映像キャプチャデバイス」にキャプチャーボードを追加
  2. ゲームPCの映像と音声がしっかり映っているか確認
  3. エンコード設定(ビットレート・解像度)を配信用PCのスペックや配信環境に合わせて最適化
あわせて読みたい
ゲーム配信の始め方:OBS Studioの設定と使い方を徹底解説
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音声トラブルを回避する方法

オーディオ出力モードの変更

  1. キャプチャーデバイスのプロパティから「オーディオ出力モード」を「デスクトップ音声出力(WaveOut)」に変更
  2. 「カスタム音声デバイスを使用する」にチェックを入れ、キャプチャーボードを選択するとトラブルが減ります

OBSの再起動とドライバー更新

  1. 音声が出ない・途切れる場合はOBSを再起動
  2. キャプチャーボードやグラフィックカードのドライバーを最新に保つ
  3. USBケーブルやHDMIケーブルの接触不良を疑い、抜き差しや交換で改善するケースも多いです

快適配信を続けるためのテクニック

ゲーム設定と配信設定の両立

  • ゲーム画面を高画質にしすぎると負荷が急増
  • OBSのビットレートや出力解像度を調整し、画質とパフォーマンスのベストバランスを探りましょう

PCメンテナンスで安定性をキープ

  • 各種ソフトウェアやOSのアップデート、不要ファイルやアプリの削除などを定期的に実施
  • ホコリの除去やファンのメンテナンスも行い、熱暴走やパフォーマンス低下を防ぎましょう

最新情報を常にチェック

  • OBS公式フォーラムやキャプチャーボードメーカーのサポートページを定期的に確認
  • SNSやコミュニティを活用し、同じトラブルを経験した人の事例を参考にすると解決が早いです

2PC配信を導入すれば、プレイ画面のクオリティを落とすことなく、視聴者に快適な配信を届けることができます。

eスポーツ大会級の映像クオリティと安定性を手軽に再現し、視聴者の目を引く配信を目指してみませんか?このガイドを参考に機材や設定を整えて、ストレスフリーなゲーム配信を楽しんでください!

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はじめまして、ひびきです。 映画・ドラマ1000本以上、ガジェットを8年以上集めてきました。サブスク、映画、PCガジェットなど、日常をちょっと豊かにする情報を発信しています。 平日の空いた時間にリフレッシュ。 疲れ切った休日には自分の好きなエンタメでダラダラと過ごそうではないですか。 どうぞよろしくお願いいたします。
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