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配信PCスペック選びで後悔しない方法【2026年版】

hibikinokami
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「ゲームができるPCなら配信もできる」と思って買ったPCで、最初の配信は散々でした。

OBSを起動した瞬間、それまで90fps出ていたゲームが30fps台に落ちました。視聴者のコメントには「カクカクしてる」「映像乱れてる」の連発。

恥ずかしくて配信を途中で止めた記憶があります。

あれから6年、PCを3台買い替えて、ようやく「配信PCの選び方」が体でわかるようになりました。

この記事では、その経験をもとに「配信PCを選ぶときに本当に見るべきポイント」を解説します。

スペック表の読み方から予算別の考え方、そしてどのショップで買うべきかまで、初めてPCを選ぶ人でも判断できるように書きました。

このブログで分かる事
  • 配信PCがゲーム用PCより高スペックを必要とする理由
  • CPU・GPU・メモリ、どこに予算をかけるべきか
  • 1PC配信と2PC配信、どちらを選ぶべきか
  • 予算15万・25万・30万円以上の構成の考え方
  • OBSの設定で失敗しないための3つのポイント
  • 主要BTOショップ6社の特徴比較と向いている人
目次

なぜ「ゲームができるPC」では配信できないのか

配信中のPCがこなしている処理を整理すると、問題の原因がすぐにわかります。

処理担当
ゲームの映像を描画するGPU
ゲームのAI・物理演算CPU
OBSで映像をエンコードするGPU(NVENC)またはCPU
Discordの音声通話CPU
ブラウザでコメントを確認するCPU・メモリ

ゲームだけをプレイするときは「ゲームの描画」と「ゲームの演算」だけに集中できます。

ところが配信が加わると、そこにエンコード・通話・コメント確認が乗ってきます。

配信中のPCは5つ以上のプロセスを常時並列で処理しています。

この「並列処理の重さ」こそが、ゲーム専用機とは決定的に違うポイントです。

だから「ゲームが快適に動く」スペックのPCは、配信を始めた瞬間に性能が足りなくなります。

これが私が最初の配信で失敗した理由でした。


配信PCで見るべき5つのパーツ

CPU:コア数が8以上あるかどうかが分岐点

CPUはゲームの演算処理と配信の制御を同時に担います。

OBSでNVENCハードウェアエンコーダを使う場合でも、シーン切り替えやフィルタ処理にはCPUリソースが必要です。

さらにDiscordのノイズ抑制やブラウザのレンダリングも加わるため、最低でも8コア16スレッドは確保したいところです。

用途おすすめCPUの目安
雑談・軽量ゲーム配信Ryzen 5 / Core i5クラス(6コア)
中〜重量級ゲーム配信Ryzen 7 / Core i7クラス(8コア)
4K配信・重量級タイトルRyzen 9 / Core Ultra 7クラス(12コア以上)

GPU:NVIDIAのNVENCが配信の要

GPUは配信において「ゲームの映像を描画すること」と「映像をエンコードして配信先に送ること」の2つの役割を持っています。

後者を担う機能がNVENC(NVIDIAのハードウェアエンコーダ)です。

NVENCを使うとCPUにほとんど負荷をかけずにエンコード処理ができるため、ゲームのフレームレートを維持しながら高画質な配信が可能になります。

AMDのGPUはゲーム性能自体は優秀ですが、配信エンコーダーの品質がNVIDIAのNVENCに比べて劣ります。配信メインならNVIDIA一択です。

2026年のGPU選びで注目したいのがAV1エンコード対応です。

RTX 50シリーズはAV1エンコードに対応しており、従来のH.264と比べて同じビットレートでより高画質な配信ができます。

YouTubeでの配信を考えているなら特に恩恵が大きいポイントです。

VRAMの容量対応できる用途
8GB軽量ゲームのフルHD配信
12GB中量級ゲームのフルHD〜2K配信
16GB以上重量級ゲーム・4K配信、将来性を考えるならここから

メモリ:32GBが2026年の実質標準

ゲーム本体で8〜12GB、OBS Studioで2〜3GB、Chromeブラウザ(複数タブ)で3〜4GB、Discordで1〜2GBと、主要なアプリケーションだけでも15〜20GB程度のメモリを消費します。

16GBでも動作はしますが、メモリ使用率が常に80%以上となり、他のアプリケーションを開く余裕がなくなります。

VTube Studioのような3Dアバターソフトを同時起動する場合や、長時間配信を行う場合は32GBの搭載をおすすめします。

予算が厳しい場合は16GBで始めて、後から32GBに増設できる構成にしておくのが賢い選択です。

ストレージ:録画するならNVMe SSD一択

配信のアーカイブを残す場合、録画データの書き込み速度がボトルネックになることがあります。

4K録画・マルチトラック録音・長時間配信を想定するならNVMe SSD(M.2接続)を選んでおくと安心です。

容量は最低1TB、録画も積極的にするなら2TB以上を確保しておくと後から困りません。

ネット環境:回線がボトルネックになることを忘れずに

どれだけPCのスペックが高くても、アップロード速度が不足していると配信は安定しません。

配信の解像度・fps推奨アップロード速度
720p / 30fps5Mbps以上
1080p / 60fps15Mbps以上
4K / 60fps50Mbps以上

Wi-Fiでも配信自体はできますが、電波の不安定さが配信の途切れに直結します。光回線の有線接続が理想的です。


1PC配信 vs 2PC配信、どちらを選ぶべきか

1PC配信は1台のPCでゲームと配信を同時にこなす方法です。機材コストが低く、設定もシンプルです。

2026年現在、RTX 50シリーズのNVENCは性能が大幅に向上しているため、1PCでも十分な品質の配信が可能です。

フルHDで配信を始めたい方は1PC構成で十分です。

2PC配信はゲーム用PCと配信用PCを分ける方法です。

1PC配信の最大の難点はPCが止まると配信も止まってしまうこと。

4K配信を常用したい・ゲームのグラフィック設定を下げたくない・長期的に本格的な配信を続けたいという場合は、2PC構成が依然として最強の選択肢です。


ゲームジャンル別 必要スペックの早見表

ゲームの種類GPU目安CPU目安配信解像度
Apex / Valorant(軽量FPS)RTX 5060(8GB)Ryzen 5 / i51080p 60fps
FF XIV / 原神(中量級)RTX 5060 Ti(16GB)Ryzen 7 / i71080p 60fps
サイバーパンク2077(重量級)RTX 5070以上Ryzen 7 / Core Ultra 71080p〜2K 60fps
4K配信を目指す場合RTX 5070 Ti以上Ryzen 9 / Core Ultra 94K 60fps

予算別 おすすめ構成の考え方

15万円台:まず配信を始めたい人向け

  • CPU:Ryzen 5 8400F / Core i5 14600KFクラス
  • GPU:RTX 5060(8GB)
  • メモリ:32GB
  • SSD:NVMe 1TB

フルHD・60fps配信であれば、Apex LegendsやValorantのような軽量タイトルは問題なく配信できます。

「まず配信を試してみたい」という最初の1台として十分なスペックです。

ただし重量級ゲームを高画質設定で配信しようとすると、フレームレートが安定しない場面が出てきます。

20〜25万円台:バランスの取れた王道構成

  • CPU:Ryzen 7 9700X / Core Ultra 7 265Fクラス
  • GPU:RTX 5060 Ti(16GB)〜 RTX 5070
  • メモリ:32GB
  • SSD:NVMe 1TB〜2TB

Ryzen 7 9700Xは8コア16スレッドでマルチスレッド性能が高く、OBSのソフトウェアフィルタを複数適用しても処理落ちしにくいです。

2026年現在、もっとも多くの配信者にとってコストパフォーマンスが高い選択肢です。

30万円以上:将来性重視・4K配信を見据える構成

  • CPU:Ryzen 9 9900X / Core Ultra 9クラス
  • GPU:RTX 5070 Ti以上
  • メモリ:32〜64GB
  • SSD:NVMe 2TB以上

4K・60fps配信を常用したい場合や、重量級タイトルのグラフィック設定を最高に近い状態で配信したい場合の構成です。

3年先の買い替えを考えなくていい安心感があります。

中途半端なPCを2回買うより、最初からこの予算を確保しておくほうが結果的に安くなることも多いです。


主要BTOショップ比較:どこで買うべきか

自作PCとの価格差は約1〜2万円程度で、保証・サポート・組立の手間を考えるとBTOのほうがお得と判断できます。

しかしショップによって強みが大きく異なるため、自分の状況に合った選択が重要です。

ドスパラ(GALLERIA)― 急いでいる人・実店舗派

ドスパラは国内BTOメーカーの中で売上規模トップクラスです。

最大の特徴は最短当日〜翌日出荷という圧倒的な納期の速さ

「PCが壊れて急いでいる」「連休前に届けたい」という場面で唯一選べるメーカーと言っても過言ではありません。

秋葉原・大阪・名古屋・福岡など全国主要都市に実店舗を構えており、購入後のトラブルを店頭で相談できる安心感も他社にない強みです。

ゲーミングブランド「GALLERIA」はエントリーからミドルクラスが充実しており、コストパフォーマンスも優秀です。

向いている人: 今すぐPCが必要な人、実店舗でサポートを受けたい人、初めてBTOを買う人

マウスコンピューター(G-TUNE)― 初心者・長期保証重視

マウスコンピューターは標準で3年保証がついている唯一の大手BTOメーカーという点が最大の差別化ポイントです。

1年保証の他社と単純比較すると、実質的な割高感が薄れます。

ゲーミングブランド「G-TUNE」はデスクトップ・ノートともにラインナップが充実しており、エントリーからハイエンドまで対応。

RTX 50系の在庫も安定しています。迷ったらここを選んでおくのが無難という評価が多いショップです。

向いている人: 配信を初めて始める人、長期保証を重視する人、トラブルなく使い続けたい人

パソコン工房(iiyama PC)― ラインナップ豊富・実店舗あり

パソコン工房は国内でも実店舗数が多く、24時間365日のサポートが利用できる点が強みです。

ラインナップの幅が広く、RyzenとIntel両方の構成が揃っています。価格帯もエントリーから上位まで対応しており、自分のペースで比較検討したい人に向いています。

即納モデルも用意されているため、急ぎの場合にも対応可能です。

配信向けの選び方が分かってきた人が「自分でスペックを見極めて選びたい」という段階で使いやすいショップです。

向いている人: ラインナップを自分でじっくり比較したい人、全国の店舗を使いたい人、AMDとIntelの両方を比較検討したい人

フロンティア(FREX∀R)― セール狙いのコスト重視派

フロンティアはヤマダ電機グループのBTOショップです。

毎週金曜日に台数限定の週間セールを実施しており、最新スペックのPCが相場より大幅に安くなることがあります。

争奪戦になるほど人気のセールモデルも存在するため、欲しいスペックが決まっているなら公式サイトを定期的にチェックする価値があります。

2025年10月に登場した新ゲーミングブランド「FREX∀R(フレクサー)」は基本保証が3年間と長く、初心者にも選びやすくなっています。

向いている人: 予算を抑えて最新GPUを狙いたい人、セールタイミングに合わせて購入できる人、コスパ最優先の中〜上級者

サイコム(Sycom)― パーツにこだわりたい上級者

サイコムはBTOの中でも最高クラスのカスタマイズ自由度を誇ります。

PCケース・マザーボード・GPUのメーカー・電源など、ほぼすべてのパーツを自分で指定できるため、「自作PCを組んでもらう」感覚で注文できます。

デュアル水冷システム「G-Master Hydroシリーズ」は長時間配信でも安定した動作が期待でき、本格的な配信環境を構築したい人に人気です。

価格は他社より高めになりますが、品質へのこだわりに応えてくれるショップです。

向いている人: 使用パーツのブランドまで指定したい人、ハイエンド配信環境を構築したい人、品質重視で妥協したくない人

パソコンショップSEVEN(ZEFT)― 速さとカスタマイズを両立

SEVENはサイコムと並ぶカスタマイズ自由度を持ちながら、注文から最短翌日〜2日で出荷という業界最速クラスの納期を実現しているショップです。

PCケースを30種類以上から選べたり、GPUのメーカー・型番まで指定できたりと、こだわり派のニーズにしっかり応えます。

最新CPUをBTO各社の中でいち早く採用する傾向があるため、新パーツをすぐに試したい人にも向いています。

向いている人: カスタマイズ自由度と納期の速さを両立したい人、最新パーツをいち早く試したい人

ショップ比較まとめ

ショップ価格感保証納期カスタマイズこんな人向け
ドスパラ安い1年最短当日普通急いでいる・実店舗重視
マウス(G-TUNE)普通3年4〜6営業日やや少ない初心者・保証重視
パソコン工房安い1年即納モデルあり普通じっくり選びたい人
フロンティア安い(セール時)1年(FREX∀Rは3年)数営業日普通セール狙いのコスパ派
サイコム高め1年1〜2週間最高クラスパーツにこだわる上級者
SEVEN普通1年最短翌日高い速さ+カスタマイズ両立

OBSの設定で失敗しないための3つのポイント

どれだけPCのスペックが良くても、OBSの設定が間違っていると配信品質が大きく下がります。

① エンコーダーは必ず「NVENC」に設定する

OBSのデフォルト設定では「x264(CPUエンコード)」になっていることがあります。

これはCPUに大きな負荷をかけるため、ゲームのフレームレートが落ちる原因になります。

設定画面の「出力」→「配信」タブで、エンコーダを「NVIDIA NVENC H.264」または「NVIDIA NVENC AV1」に変更してください。

これだけでCPU負荷が大きく改善されます。

② AV1エンコードが使えるなら積極的に選ぶ

RTX 50シリーズならNVIDIA NVENC AV1が使えます。

H.264と比べて同じビットレートでも映像が鮮明になり、視聴者側の通信環境にも優しいです。

特に動きの激しいFPS系ゲームの配信で効果を実感しやすいです。

③ 最初からプリセットを「最高画質」にしない

エンコードのプリセットを最高画質に設定すると、GPU・CPUへの負荷が一気に上がり、ゲームのフレームレートが落ちることがあります。

まずは「標準品質」または「バランス」プリセットから始め、配信しながらゲームのフレームレートを確認して、問題がなければ少しずつ画質を上げていくのが失敗しない進め方です。


よくある質問

Q. ノートPCでも配信はできますか?

配信自体は可能ですが、ノートPCは筐体が小さいため長時間の配信でCPUやGPUが高温になりやすく、熱による性能低下(サーマルスロットリング)が発生するリスクがあります。

長時間・高画質での配信を継続的にするならデスクトップPCのほうが安定します。

Q. 今のPCで配信できるか確認する方法はありますか?

OBSを無料でインストールして試してみるのが一番確実です。

OBSの「統計」画面でCPU使用率・フレーム落ちの数を確認しながら配信すると、今のPCのどこがボトルネックになっているかが数字でわかります。

Q. BTOパソコンと自作PC、どちらがおすすめですか?

BTOとの差額は自作と比べて約1〜2万円程度で、保証・サポート・組立の手間を考えるとBTOのほうがお得と判断できます。

配信を始めたばかりの方にはBTOをおすすめします。自作はパーツの選定・組み立て・トラブルシューティングに慣れてから挑戦するほうがストレスが少ないです。


まとめ:配信PC選びはこの順番で考える

  1. プレイしたいゲームのジャンルを決める(軽量FPSか重量級タイトルか)
  2. そのゲームの推奨スペックを確認する
  3. CPU・GPUをワンランク上げる(配信の追加負荷を考慮して)
  4. メモリは32GBを基準にする
  5. ストレージはNVMe SSD 1TB以上を確保する
  6. ネット回線の上り速度を確認する(有線接続が理想)
  7. ショップを選ぶ(急ぎ→ドスパラ、初心者→マウス、セール狙い→フロンティア)

最初の1台目は完璧を目指す必要はありません。

まずは15〜20万円台の構成で配信を始めてみて、「何が足りないか」を実際に使いながら把握したうえで、次のPCに活かすほうが後悔が少ないです。

私自身、3台目でようやく「これで十分だ」と思えるPCに出会いました。

最初から完璧なPCを買うより、配信しながら自分に合ったスペックを理解していく過程のほうが、長続きする配信環境につながると実感しています。


記載のGPUモデルおよび価格は2026年6月時点の情報です。BTOショップの保証・価格・在庫状況は変動します。購入前に最新の情報を各ショップ公式サイトでご確認ください。

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はじめまして、ひびきです。ガジェットを8年以上愛用し、配信活動も6年続けながら、映画やアニメを1000本以上こじらせてきました。 当ブログでは、日常の疲れを気にせず没頭できるちょっとニッチなエンタメ、実戦的な配信ノウハウ、副業で月数万円の「安心」を手に入れるリアルなお金の話を発信しています。 ディープなエンタメと少しの副収入で、日常に最高のご褒美時間をプラスしませんか?
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